2 「普天間」迷走 鳩山首相辞任


迷走する米軍普天間飛行場の移設先をめぐる問題などで首相を辞任した鳩山由紀夫氏


政権交代以降、県外の移設先を数カ月かけて模索するとしていた米軍普天間飛行場移設問題で政府は5月28日、移設先を再び名護市辺野古とする日米合意を発表した。

 
この間、数十カ所もの県内外の移設候補地が取りざたされては消えるなど、政府の対応は迷走した。
移設候補地の一つだった鹿児島県・徳之島では4月18日、人口の半数以上の約1万5千人が参加して基地移設反対集会を開催。
日米合意を受け社民党は連立政権を離脱した。

 
移設問題は、その後さらに混迷を深めた。
鳩山由紀夫首相(当時)は6月2日、米軍普天間飛行場の移設問題や「政治とカネ」問題の責任を取り、退陣の意向を表明した。